2020年(令和2年)10月2日(金)〜10月4日(日) 鴨沢バス停〜小雲取山〜長沢背稜〜東日原バス停 
 
 昨年秋に予定していた「長沢背稜」計画は台風の影響で延期となり、今年前半は新型コロナウィルスで再延期、やっと実現できました、
 約50年ぶりの長沢背稜歩きどうなるでしょうか。
 
 10月2日(金)晴れ
 
07:13 鴨沢バス停出発 快晴   07:43 小袖乗越駐車場着(5分ほど休憩)
   
     
 07:55 登山口通過
前回有った見た丸い看板が見当たりません
  09:07 水場通過 
   
     
 09:30 堂所 着 (09:35出発)   10:27 下側の巻き道分岐通過
   
 
 七ツ石小屋 10:40 着   冷たいサイダー(\400)を購入し喉を潤して 11:10 出発
     
     
 11:17 水場通過 
七ツ石山をパスし巻き道を行きます
  11:47 ブナ坂 着  (11:56出発)
     
   
12:38  旧奥多摩小屋前通過 東京都職員の方々が作業中でした  
小屋は解体されていないようです、東京都で使用しているのでしょうか
(帰ってnetを見たら解体工事をしている方もいるようです)
 
 
12:54 富田新道との分岐 着 
ここで富田新道の様子を見に行かれた七ツ石小屋管理人の方と出会いました
雲取山に行くなら道の状態は富田新道経由の方が断然良いとのことで、そちらから向かうことにしました
左写真の左右を比べても状態は歴然です、右写真は途中の写真ですが歩く人の数が違うので荒れていません
距離は多少長くなりますが、こちらを歩くことにしました
     
     
13:11 富田新道分岐着 (13:21出発)
富田新道は閉鎖されていますが七ツ石小屋
管理の方によると歩くことは出来るそうです
  13:32 石尾根・富田新道分岐着
この上が「小雲取山」です (13:40出発)
   
多摩百山「小雲取山」 今回目的の山の一つです 
多摩百山の選定ポイントに記載された 【いつも通り過ぎてしまう、もうひとつの「雲取山」】 言い得て妙です
 
 
 雲取避難小屋が見えます、晴れていますが富士山は雲の中でした
今日はお叱りを受けると思いますが「雲取山」をパスし巻き道を行きます
     
     
 13:46 雲取山−巻き道分岐通過   14:31 雲取山荘 到着 
(幕場代\500支払いテント設営)
雲取山荘のテント場には、この時間結構張ってありました金曜日も混むようです、食事をして早めに就寝  
 
 <初日の感想>
  昨日から解禁された東京都GOTOトラベルを利用し立川のホテルに泊まったので7時過ぎに鴨沢に着きました、快晴で途中で降ったいる方から
 富士山が綺麗ですと聞き石尾根が楽しみでした、当初は多摩百山の千本ツツジにも寄って雲取山経由で雲取山荘にてテント泊まりを考えていま
 したが、七ツ石小屋で30分休憩後右膝の内側に違和感を覚えここで千本ツツジと雲取山は省略するこにしました。
  午後は雲が出て石尾根からの富士山は見られず、足の調子も今ひとつでチョット不安が募りましたので早めにテントサイトに着いて休息すること
 にしました、テント代を支払うとき今日は結構来てますとのお話でしたがこの時間でも既に7組〜8組設営していました、遅い方は下の方に張るので
 水場・トイレが遠くなりますね、時期的に週末は混むのでしょう。
  尚、七ツ石山小屋の方に偶然出会え富田新道側の道を教えていただけたことはラッキーなのでまだツキは残っているようです。
     
 10月3日(土)晴れ後曇り    
     
テント外側が明るいと思ったら満月だったようです、朝日を見ながら 05:20出発
予定では5時前には出ようと思ったのですが、慣れないテント仕舞等で手間取りました
     
     
 05:43 大ダワ通過(女坂経由)   06:21 三峰神社−長沢背稜分岐通過 
     
06:48 多摩百山「芋ノ木ドッケ」到着 07:00出発
東京都で2番目に高い地点です(1,946m) 日本では北岳、世界ではK2に相当します
     
     
 同所の三峰神社−長沢背稜分岐を長沢山に向かう   07:23 この辺りがヤケトノ頭ですが山名標識は見当たらず
     
07:29 多摩百山 「小屋背戸ノ頭」 通過
多摩百山の選定ポイントには【目立たないが長沢背稜最高点1,820m】と記載されています、
他力本願ですが山名標識掲げて欲しいです
   
     
 小屋背戸ノ頭〜仏小屋ノ頭は木の根がすごい、登るには手掛かりがあって良いけど降るときは邪魔です
 
 
 08:49 多摩百山「長沢山」 到着 (09:02出発)
長沢背稜の命名元になる山のためか立派な山名標識が建っています
     
     
 「板小屋ノ頭」に行かないように記載した標識とロープ
「右谷ノクビレ」から 「板小屋ノ頭」にかすかに道も付いていました
  この道標の上が「水松山」です、順路を使用せず
ここを登り水松山経由で向かいました
     
09:44 「水松山」(アララギ山)到着 多摩百山では有りませんが、なだらかでビバーク出来そうな頂上でした (09:52出発)
奥多摩登山詳細図に載っていますが、ここから手前に戻り左に順路に続く道が付いています
     
   
10:23 滝谷ノ峰ヘリポート通過 採掘場が見えますのでその上のピークが天祖山ですね  
     
     
10:43  この道標通過   11:22 酉谷山と巻き道分岐通過 
 
 
12:05 今回最後の多摩百山 「酉谷山」 到着 (12:17出発)
     
     
 12:32 巻き道と合流   12:35 酉谷避難小屋 着
中は綺麗で併設トイレも手入れがされていました
 昼食後13:10出発
     
     
 酉谷避難小屋の水場です水はほど々の流量でした
ただこの中で食器洗いをしたようで食事のゴミが有りました
掃除しましたが全ては取り切れませんでした
水場は洗い場と違うと思うのですが
   14:22 七跳山・七跳尾根分岐通過
七跳山は次回に登ることにします
     
 14:40 今回最大の難所?朽ちかけた木橋通過、奥の端部は大分傷んでいました
     
     
 15:27 三ツ木ドッケ(天目山)分岐通過
天目山も後日とします
  15:57 一杯水避難小屋到着
最終バス(18:52) には充分間に合うと思いましたが
大分疲れたので今日はここに泊まることにしました
 
 <2日目の感想>
  今日がメインの長沢背稜歩きです、起床したらテントの外側が明るいので??と思ったら満月でした、周囲には幾つかテントが張ってあったので
 山荘前のテーブルに荷物を移動して食事・パッキングしました、今回初めてコンプレッサーを使用してシュラフやテントを圧縮しましたが、テントは
 結露で濡れていて支度に時間を取られてしまいました。
  右足は少し違和感が残っていましたが何とかなりそうです、女坂を行き左に雲取ヒュッテ廃墟を見て大ワダあたりでやっと明るくなりました今日
 最初の多摩百山「芋ノ木ドッケ」(芋木ノドッケと書いてあるものも有ります、奥多摩登山詳細図では両方記載)を過ぎて長沢背稜です、多摩百山の
 「小屋背戸ノ頭」は山名標識が見当たりませんがGPSで確認しながら歩いたので山頂写真は間違いないと思います、小屋背戸ノ頭の下りは木の根
 が絡んで私にはチョット歩きづらい道でした。
  長沢山は立派な山名標識が建っていて盟主という感じです、ここを過ぎて水松山に向かいますが、うっかりしていると板小屋ノ頭に行きそうになり
 ましたが登っても良かったかもしれません、水松山は道標から楽に行けそうなので順路を外して行きました、広々とした頂上でした。
  酉谷山は今日最後の大きな登りです、ここでまた足の調子がおかしくなりました痛いわけでは無いのですが疲れでしょうか、酉谷小屋で昼食です
 ここで会った方は、これから(13時)東日原に向かい16時のバスに乗るとのことです私には到底不可能な健脚です、そういえばヘリポートで会った
 方は昨日青梅駅から尾根を夜通し歩いてきたそうです、すごいですね、また酉谷小屋で会った方は記載された日時場所が合うのでヤマレコに
 「songqijinyi」名で 掲載されている方のようです、記録を見るといずれも相当な速度です感服致しました。
  酉谷小屋はよく手入れされていて地理的にも利用者も多いと思いますこの後すれ違った方々はここに泊まると言っていました、、一杯水避難小屋
 までの道は良好ですが木橋は大分老朽化しているので早めの補修・架け替えをしていただきたいと思いす。
  七跳山などは今回パスしました、いつか酉谷小屋に泊まりながらこの山に行きたいと思います一杯水避難小屋に16時頃到着しました、東日原
 からの最終バスに乗車も十分可能ですが、大分疲れたのと当初からここに泊まると計画書にも記載し家族にも伝えあるので、今日はこのここに
 一泊し明日は天目山に登ってから帰宅することに決め携帯(au)も通じたので家にその旨連絡しました。
     
 10月4日(日) 曇り    
     
 06:12 一杯水避難小屋出発
昨晩は今日は天目山を登ってから帰宅する
つもりでしたが、直帰に変更しました
   06:55 アンテナ設置箇所で5分休憩
出発が遅れたので少し早歩きになりました
     
     
07:47  登山口通過   07:50 東日原バス停 到着 (バス07:58発)
(バスには奥多摩駅まで私一人でした)
     
 <3日目の感想>
  昨日は一杯水避難小屋には私以外誰も来ませんでしたのでコロナの心配も無くここに泊まりました、18時頃には寝てしまい夜中鹿の鳴く声で
 起きた以外ぐっすりと寝てしまい目覚めたら5時でした、この時間は天目山に向かっている予定だったのでよほど疲れたいたのでしょうか、一応
 長沢背稜を歩いたし、この時間から天目山向かうのは往復1時間半は掛かりそうそうなので、今日は真っ直ぐ帰宅することにしました、ここから
 東日原までの道は途中一部落石が散らばっている所は有りましたが道は全般良好なので出発が遅れた分少し早足になりました、バス出発時間
 前に到着したので午前中には帰ることが出来、風呂後のビールが染みわたりました。
 
 
  今回普通の方なら2日間で充分な距離ですが無理せず安全に3日間掛けました、せっかく来たのだからと「あそこも、ここも」と思わず、とにかく
 足の調子も不安なので多摩百山に絞って歩きました、天候は初日のみ晴れでしたが崩れずにすみ良い山行だったと思います。
  次回は今回のテント持参経験を生かして天祖山・うとう頭経由を計画し七跳山、坊主山、滝谷ノ峰、ハナド岩など今回廻らなかった所を歩きたいと
 思います。
 尚、帰りのバスで車掌さんに伺ったら川乗橋から川苔山に向かう道や日原街道の橋工事がいつ終わるのか全く情報が入ってこないとのことです
 新型コロナウィルスと同じように早急に正常な状態に戻って欲しですね。
     
     
     
 時間記入    
 
10月2日(金)    
 07:13 鴨沢バス停 出発    
 07:43 小袖乗越駐車場 着    
 07:55 登山口 通過    
 09:07 水場 通過     
 09:30 堂所 着    
 (マムシ岩で6分休憩)    
 10:27 下部の巻き道分岐 過    
 10:40 七ツ石小屋 着      
 11:10 七ツ石小屋 発    
 11:47 ブナ坂 着    
 13:32 石尾根・富田新道分岐 着     
 13:40 小雲取山 発    
 14:31 雲取山荘 到着     
 休憩含む山行時間:約7時間20分 水平距離:約12Km    
     
10月3日(土)    
 05:20 雲取山荘 出発    
 05:43 女坂経由で大ダワ 通過    
 06:48 芋ノ木ドッケ 着    
 07:00 芋ノ木ドッケ 発    
 07:29 小屋背戸ノ頭 通過    
 08:49 長沢山 着    
 09:02 長沢山 発    
 09:44 水松山(アララギ山) 着  
 09:52 水松山(アララギ山) 発    
 10:23 滝谷ノ峰ヘリポート 通過     
 12:05 酉谷山 着 (12:17出発)    
 12:17 酉谷山 発    
 12:35 酉谷避難小屋 着    
 13:10 酉谷避難小屋 発    
 15:27 三ツ木ドッケ(天目山)分岐通過    
 15:57 一杯水避難小屋到着    
 休憩含む山行時間:約10時間30分 水平距離:約16Km    
     
10月4日(日)    
 06:12 一杯水避難小屋 出発    
 07:50 東日原バス停 到着    
 休憩含む山行時間:約1時間40分 水平距離:約5Km    
 
 
 
高度−水平距離
 
 
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